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2017年度

2018年度

サーキュレーションキョウト劇場編『LOVE SONGS』

ロームシアター京都×京都市東部文化会館 連携事業

相模友士郎『LOVE SONGS』無人劇  

 

 “植物と演劇をする”

 

 物言わぬ植物を手掛かりに、

 

 人の時間と社会を再考するための

 

 「無人劇」

 


■ 公演情報

 

 70歳以上の伊丹の高齢者たちと制作した『DRAMATHOLOGY/ドラマソロジー』(2009年)で鮮烈なデビューを果たし、その後も様々なコミュニティに入り込みながら創作を続け、劇場で「見る」体験の再構築に挑む相模友士郎。

 彼は今回の創作を機に、山科に移り住みました。山科で生活しながら彼が目を付けたのは自宅の庭にある植物の存在です。人が落ち込んだ時も大変なことが起きているときも、楽しいことや喜びがあったときも、植物はその人間の生活や時間とは関係ないかのようにあり続けます。本作の舞台では、その植物が“出演者”となり、光が入り、音が聞こえ「演劇」となります。人の生活や社会の時間を感じ、考える舞台、ぜひご来場ください。

 

 

『LOVE SONGS』(演劇作品)    
構成・演出:相模友士郎
日程: 2019年 1月12日(土)18:00開演  
  1月13日(日)15:00開演  
会場:京都市東部文化会館 ホール
     
 チケット   一般          2,500円 
 (全席自由) ユース(25歳以下) 1,500円
  シニア(70歳以上) 1,500円
  5演目チケット 5,000円
  ※未就学児入場不可  

                  

 

チケットのお求めは下記まで:

 ロームシアター京都チケットカウンター 075-746-3201

 京都コンサートホールチケットカウンター 075-711-3231

 京都市東部文化会館 075-502-1012

 

 

構成・演出|相模友士郎

ドラマトゥルク細馬宏通(滋賀県立大学教授)

演出補佐|山田咲

地域ドラマトゥルク|上原由佳、藤沢重徳、皆川由紀

 

 

主催:公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団(ロームシアター京都・京都市東部文化会館)・京都市

助成:一般財団法人地域創造、平成30年度文化庁文化芸術創造拠点形成事業

 

 

【相模友士郎 プロフィール】

演出家、映像作家、デザイナー。1982 年福井市生まれ。京都市在住。70歳以上の伊丹の高齢者たちと制作した『DRAMATHOLOGY/ドラマソロジー』(2009年)で鮮烈なデビューを果たし、その後も様々なコミュニティに入り込みながら、劇場で見るという身体的経験を問い直す上演を続ける。

 

 


■ 新聞で紹介されました

 

 11月27日(火)の京都新聞夕刊で、11月21日(水)18:00〜21:00、パークプラザ3階共通ロビーにて行われた、参加アーティストとドラマトゥルクが一緒に、創作の過程・公演の見所を紹介するイベントについて紹介されました。

 

 紹介記事はこちら → 11月27日(火)京都新聞夕刊

 

 

 


■ 出演植物(鉢植え)を募集しています(※終了しました)

 

 

 公演にあなたの鉢植えの植物を出演させてみませんか?

詳細は画像をクリック→

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


■ 劇場ツアー&公開リハーサルを行います(※終了しました)

 

 本作品の演出家 相模友士郎の案内と解説による、劇場ツアーと公開リハーサルを行うことになりました。

 普段見ることのないステージの裏側や、今まさに創作中の舞台作品が作られている現場を覗いてみてください。

 

 

 日  時:12月27日(木)

      14:00〜15:00

 料  金:無料 ※申し込み不要 

 参加方法:当日13:50

      東部文化会館ロビー

      にお集まりください。

 
 

 

問い合わせ:京都市東部文化会館

      TEL:075-502-1012 9:00〜19:00(火曜休館)

 



 

 

 

ロームシアター京都×京都市東部文化会館 連携事業

 

「サーキュレーションキョウトー劇場編」相模友士郎『LOVE SONGS』

もうすぐ開催です。

 

 

ステージには、様々な植物が。

 

   
   
   

 

観客のまなざしが、不在の「あなた」を呼び起こす無人劇。

一人暮らし、公団、川、歌、植物、庭…

様々なものを足がかりにしながら今回相模が構想するのは、誰もいない舞台。

だが、やがてなにかの声が聴こえてくる。

相模が山科で実際に生活しながら得た「語り」を劇場に召喚し、

劇場空間を満たすとき、わたしたちは何を、そして誰を想像するだろうか。

 

 

日程: 2019年 1月12日(土)18:00開演

        1月13日(日)15:00開演

会場:京都市東部文化会館 ホール

 

チケット(全席自由) ※未就学児入場不可

一般 2,500円

ユース(25歳以下) 1,500円

シニア(70歳以上) 1,500円

5演目チケット 5,000円

 

 

詳しくはこちらをご覧ください。

 


 

 



 

■「サーキュレーションキョウトー劇場編」
相模友士郎『LOVE SONGS』開催しました

 

ロームシアター京都×京都市東部文化会館 連携事業

サーキュレーションキョウトー劇場編」

相模友士郎『LOVE SONGS』開催しました。

 


 

まちが「劇場」をつくる、「劇場」がまちを象(かたど)る。

文化会館を巡りながら京都のまちを体感する4カ月!

 

5組のアーティストが京都の中心部を囲む5つの地域

(山科区・伏見区・西京区・北区・右京区)を出発点に創作し、

新作の舞台作品を連続して発表する

CIRCULATION KYOTO(サーキュレーション キョウト) 劇場編。

 

【第1弾】

12月1日(土)・2日(日)

中野成樹+フランケンズ 演劇『マザー・マザー・マザー』

京都市呉竹文化センター

 

【第2弾】

12月15日(土)・16日(日)

村川拓也 演劇『ムーンライト』

京都市西文化会館ウエスティ

 

【第3弾】

1月12日(土)・13日(日)

相模友士郎 無人劇『LOVE SONGS』

京都市東部文化会館

 

相模友士郎氏 画像をクリックすると拡大します。
   

 

今回、京都市東部文化会館では

植物が出演する無人劇が上演されました。

「植物と演劇をする」相模ワールドはいかがでしたでしょうか。

2日間の上演でしたが、ご来場ありがとうございました。

 

舞台上のもの言わぬ植物たち。 赤い花が。
   
植物の声が聞こえた様な。 植物的な時間。
   
舞台の前には小部屋。 小部屋の中も作り込まれています。
   
終演後、舞台の植物に観客のまなざしが。 近くでじっくり鑑賞。
   
小部屋からはどんな風景が見える? 終演後の相模氏。

 


 

ちなみに今回はパンフレットがおしゃれで豪華です。

ファイルになっており、5公演のパンフレットが全て収納できる仕様となっています。

 

パンフレット 真ん中に穴があいています。
   
パンフレット(外側) 各公演のパンフレットが
  ファイルで収納できます。

 


 

これからCIRCULATION KYOTO(サーキュレーション キョウト) 劇場編は、

2月・3月とまだまだ続きます。

 

【第4弾】

2月2日(土)・3日(日)

遠山昇司 シンポジウム/演劇

フェイクシンポジウム『マジカル・ランドスケープ』

京都市北文化会館 ホール

 

【第5弾】

3月23日(土)・24日(日)

きたまり 舞踊

『あたご』

京都市右京ふれあい文化会館 ホール

 

 

是非お越し頂き、引き続きお楽しみ下さい。

 

詳しくは、CIRCULATION KYOTO 劇場編のホームページ、

京都市北文化会館京都市右京ふれあい文化会館のホームページをご覧下さい。

 

「ナイス・ミートin山科」を開催します。(1月12日)

1月の「ナイス・ミートin山科」を開催します!

 

 日時/1月12日(土)14時〜15時

 

会場/京都市営地下鉄山科駅「音の広場」

(地下鉄山科駅改札出てすぐ)

 

出演/山科区地域女性連合会筝曲サークル

 

 司会/京都橘大学放送研究部

 

 

 

 京都市東部文化会館では、山科・醍醐地域の更なる文化芸術の振興を図るため、京都市交通局・山科区役所との共催により、京都市営地下鉄山科駅「音の広場」で,毎月原則第2土曜日に、市民の皆さまによる音楽やダンスを披露する「ナイス・ミートin山科」を開催しています。

 皆様のお越しを心よりお待ちしております。(観覧無料)

 

 お問い合わせ:京都市東部文化会館 電話:075−502−1012

           交通局高速鉄道部営業課 電話:075−863−5213

 

  *ご観覧の際は、通行のお客様の妨げにならないようご注意ください。

 

 今後の予定 

 

2月9日(土) アジアンスペシャル

 ・ボリーミスティーク/藤澤ばやん&フレンズ【インド舞踊&音楽

 ・イナーラ・セリクパエヴァ&高橋直己カザフスタンの弦楽器・ドンブラ

 ・賈 冰(ジャービン)中国の二胡

 ・馬場雄司&スリアサンキートタイ古典音楽

        ※2月9日は14時〜16時、出演順は未定です。

 

3月9日(土) Black sax(サックス)

          ※3月9日は16時〜17時です。

 

  京都市交通局のHPはこちらから ↓ 

  http://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/

                        どうぞお楽しみに!

「文化芸術による地域貢献プロジェクト」報告5

「文化芸術による地域貢献プロジェクト」報告5

 

 このプロジェクトは,“文化芸術”に興味を持つ京都橘大学の学生に対し,東部文化会館の取り組みや機能について知ってもらい,そして実際に,会館が行うイベントやアウトリーチ(音楽コンサート)の現場に参画する“体験型”の学修です。

 そこで見たもの感じたことをベースに“文化芸術の可能性や課題”を見つけ,その課題解決の糸口になるような文化芸術の活用方法について,レポートを発表し,共有するプロジェクトです。

 

 学生たちは演奏会や地域イベントに立ち会うことで,何を感じるのか。

 今回は,プロジェクトの最終回に向けた「企画書の書き方講座」「アウトリーチ実践講座」について報告します。

 


 

第10,11回12月15日(土)11:00

【アウトリーチや地域イベントの現場を体験】

 

≪企画書の書き方講座≫

 8月からスタートしたプロジェクトのまとめとして,文化芸術を活用した地域貢献につながる企画を構想し,発表する最終回に先立ち,12月15日(土)に企画書の書き方講座を実施しました。分かりやすく,それでいて事業の良さが伝わりやすいものになるよう,レクチャーを行いました。
 
・なぜ企画書が必要か??

 何か物事を始めようとするときに,企画書や計画書を作成し,それに基づいて行動するのが効率的な方法と言えます。例えば,フェスティバル形式で行われるイベントのように,専門性が異なる業務が複雑に絡み合う場合,その制作過程で多くの判断が求められます。そのようなときに,唯一の拠り所となるものがスタート時に作成した企画書・計画書になります。

・企画書の項目

1.タイトル,主催者

2.実施目的

3.企画の背景

4.内容

5.イベントの効果・役割また評価基準

6.制作過程における注意点

7.広報

8.スケジュール(制作・広報等)

9.スタッフ体制

10.収支計画

 

 以上の項目を埋めていき,自分のイメージを固めていきます。

 

 

<学生レポートより>

・今まで企画書を作ったことがなかったが,必要な要素を学べてよかった。地域貢献というと難しく捉えていたが,自分に身近な分野・場所からイメージしていけばいいことが分かったので,発表に活かしたい。

・企画書に必要な項目のうち,特に予算についての検討が難しいと感じた。イベントの採算性ばかりを考えないよう心がけたい。

 


 

≪アウトリーチ実践講座≫

 アウトリーチ事業とは,地域からの要望により,文化芸術団体をさまざまなイベントや施設に派遣し,地域の文化芸術の振興を目的とする事業です。

 第3回目の現場実習として,地下鉄山科駅で実施された「ナイスミートin山科」に立会いました。

「ナイスミートin山科」は,京都市交通局,山科区役所,東部文化会館が共催し,それぞれ・地下鉄乗降客の増加・まちの賑わい創出・地域の文化芸術の振興を目的に実施している文化イベントです。

 地下鉄山科駅構内にある「音の広場」を舞台に,月に一度,音楽や舞踊等のステージが行われます。

 12月の「ナイスミートin山科」は,クリスマススペシャルと題して様々なアウトリーチ登録団体が出演。会場である「音の広場」は満席となりました。

 

 

 

<学生レポートより>

・屋外のイベントで寒さ,暑さへの対策が大変だと感じた。今回は寒さを感じさせないよう,アップテンポの曲が多く,演奏だけでなく,来場者に手拍子を促す等楽しいイベントを作り上げていた。

・ホールで聴く演奏より距離が近いこともあり,迫力や感動を間近で体験できるのは素晴らしいと思った。通りすがりの方,しっかりと座席に座って鑑賞される方,様々な来場者が集まっていて,とても良いイベンドだと感じた。

 

 

 座学,現場研修は今回で最後となります。これまでの出会いと気付きから,どのような企画を提案することができるでしょうか。

 報告6(最終)に続きます。

 

「文化芸術による地域貢献プロジェクト」報告6(最終)

第11回12月22日(土)13:00

【プロジェクトのまとめ】

 

≪発表とまとめ≫

 12月22日(土)の最終回では,これまでの講座で体験し,考えたことを基に「文化芸術を活用した地域課題の解決」のための企画書を作成し,プレゼン発表を行いました。

 

 緊張の面持ちで発表の準備

 

 発表の後,質疑応答

 

 

 今回のプレゼンで挙がった企画は,

「あっと驚くアートの世界」

 公園や広場を舞台に,大型の芸術作品を作り上げる参加型プロジェクト

「地域連携お笑いライブ」

 地域の大学出身芸人による,地域・大学ともに盛り上げようとするお笑いライブ

「メイド・イン・やましな −手作りであふれる街−」

 手作りの椅子やベンチ等を作成し,バス停や広場に設置することで集いの場を作る

 

 以上の3案です。

 どうすれば企画を実現性の高いものにできるか。たった1人で企画した事業でも,講評でアイデアの形が変わり,より具体的になった発表もあります。

 大学や企業等で,いつか今回の企画を実現していただきたいですね。

 

<学生レポートより>

・講評で自分の計画の不十分な点を指摘いただき,一つのイベントを作るのがこんなに大変なのかと実感できた。

 地域と,地域にある教育機関が連携して一緒に盛り上がるイベントを今後も考えたい。

・企画書を製作し,改めてイベント運営の難しさを実感した。結果的に文化芸術の色が薄い企画となったが,自分のアイデアを落とし込んで細部まで検討することの大切さを学ぶことができる良い機会だった。

この講座に参加しなかったら,山科についてなにも知らないまま大学を卒業していたと思う。様々な現場の人の声を聞き,「人の力」を感じることができた。人の心を動かすのは人であると気づきを深めることができた。

・2回目の講座受講ができ,大変勉強になった。これからも文化・芸術に積極的に関わってい行きたい。

 


 

 5ヶ月にわたり,地域の方々の取組を覗かせていただき,「文化芸術とは,地域貢献とは何か?」の問いに,学生たちは熱心に向き合ってきました。

 

 最終的に,文化芸術を活用した地域貢献をイベント化し,その企画を発表し共有することを到達点としましたが,

「人を動かすのはやっぱり人であると学んだ気がする」

といった学生レポートを拝見し,さらなる気づきがあったようで嬉しく思いました。

 

 今回経験したことを将来進路を考えるときのヒントや,ライフワーク等に活かしてもらえれば幸いです。

 

 みなさん,5ヶ月間の講座を受講いただき,おつかれさまでした。