「文化芸術による地域貢献プロジェクト」報告6
このプロジェクトは,“文化芸術”に興味を持つ京都橘大学の学生を募り,東部文化会館の取り組みや機能について知ってもらい,そして実際に,会館が行うイベントやアウトリーチ(音楽コンサート)の現場に参画する“体験型”の学修です。
そこで見たもの感じたことをベースに“文化芸術”の可能性や“課題”を見つけ,その課題解決の糸口になるような文化芸術の活用方法について,レポートを発表し,共有する,といったプロジェクトです。
【 これまでのプロジェクト内容 】
◆第1部『文化会館の取り組み,機能を学修』
文化会館の設置目的や文化法を学修し,舞台・音響・照明等の舞台制作を実
施体験する。
◆第2部『文化会館の文化事業及び地域イベントを学修』
具体的事例を交え,文化事業を紹介し,その運営を体験する。
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◆第3部『アウトリーチや地域イベントの現場を体験』
そこで働く方の声を聴くことで文化芸術の可能性や地域社会の課題を取材す
る。
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◆第4部『プロジェクトのまとめ』
文化芸術による地域貢献について本プロジェクトで体験し考えたことを基に
レポートを作成。
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≪プロジェクトのまとめ≫
12月26日(火)の最終回では,これまでの講座で体験し,考え,感じたことを基に,“文化芸術”を活用し,“地域貢献”につながることを条件に企画書を作成・発表・共有しました。企画内容は,このプロジェクトを通し,学生達には様々な発見や気づきがあり,自分が実際に企画を実行するイメージで書かれおり,大変興味深いものでした。
<学生レポートより>
・「これまでのプロジェクトの体験をふまえ,企画を何日も考えたが,すでに地域での
イベントや,インターネットで調べると似たような企画があり悩んだ。実際に自分たち
が実現するということをイメージしながら考えたことがとても楽しかった。」
・「このプロジェクトを通して,イベントの裏側,現状,そして課題と様々なことを学ぶ
ことができた。」
・「今まで知らなかった新しい発見ができた。これから人との関わりを増やしていきたいと
思った。」