<京都市東部文化会館 伝統音楽・伝統芸能シリーズ>
伝承の地が奏でる四ノ宮琵琶
〜人康親王ゆかりの地 京都・山科・四ノ宮〜
文献によれば、平安前期の九世紀半ば、仁明天皇第四皇子の人康親王は、ここ山科・四ノ宮の地に隠棲しました。人康親王御墓、諸羽神社、十禅寺、徳林庵、六角地蔵堂・・・・、今も四ノ宮には親王ゆかりの遺跡が多く残ります。人康親王は詩歌管弦の名手と謳われ、当道座の検校ら琵琶法師たちからは祖神として崇められてきたといいます。
今回の講座では、四ノ宮の地名由来や人康親王伝説などを説話伝承学会の明川忠夫氏よりご講演いただいた後、 人康親王ゆかりの四ノ宮で、雅楽で使用する「楽琵琶」の小琵琶を「四ノ宮琵琶」と名付け、琵琶の普及活動に努めておられる「弦楽ふるさとの会」代表の小谷昌代氏による、四ノ宮にまつわるお話と四ノ宮琵琶の演奏をお聴きいただきます。
■ 公演日:平成27年8月1日(土)13時開演(12時30分開場) 15時30分頃終演予定
■ 会 場:京都市東部文化会館(ホール)
■入場無料(事前申込制)
但し、定員(550名)になり次第受付を終了いたします。
■お申込方法:電話(075-502-1012)またはファックス(075-502-1014)で、「氏名・電話番号 (ファックス番号)・参加人数」をお知らせください。ファックスでのお申込みには、折返しファックスで参加の可否をご連絡いたします。
■公演内容
1 講座 :「当道の祖神・人康親王伝説と四ノ宮」
講師 : 明川忠夫(説話伝承学会会員・元同志社大学非常勤講師)
2 四ノ宮と琵琶
お話と琵琶演奏 : 小谷昌代(弦楽ふるさとの会代表)
龍笛 : 古瀬由紀子