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うたかたの花の夢 〜源氏物語による創作朗読劇と古楽譜による雅楽でつづる〜

京ことばで語りそして演じる新感覚朗読劇団“朗読アンサンブル 京・Genji”と上古中世の雅楽譜の学術的解読とその再現を試みる“でんおん管絃講”によるコラボレーション!!

 

平成30年21日(日)  
開場 午後1時30分/開演 午後
終演予定 午後4時
京都市西文化会館ウエスティ ホール
定員 420名 入場無料
満席の場合は入場をお断りすることがございます。

 

 

 亡き母の面影を求める若き光源氏の前に現れるのは、父帝の后・藤壺。二人の恋と葛藤のさきに訪れるのは……。時は過ぎ、老いを意識し始める光源氏の正妻となった幼い女三宮。その女三宮に恋い焦がれる柏木の暗い情念が引き起こすのは、はたして悲劇なのか……。

 

 約千年前に書かれた紫式部の『源氏物語』。平安時代の京都で繰り広げられた華麗な宮廷の生活や文化を背景に、光源氏を主人公にして、貴族社会で生きる人々の心を移りゆく季節や自然と絡めて、緻密な構成と美しいことばで描いています。そこで式部が物語に込めた、千年を経ても色あせぬ問いかけを、「京・Genji」のオリジナル脚本『うたかたの花の夢』では、光源氏と藤壺の宮、柏木と女三宮という、重大な過ちを生涯隠し通した男と女の姿に焦点を絞ることで、浮き彫りにします。

 そこに「でんおん管絃講」が、『源氏物語』成立とほぼ同じ時代の龍笛譜『新撰楽譜(しんせんがくふ)』に載る曲から『うたかたの花の夢』各シーンに見合う楽曲を選び解読・演奏します。

 また今回、龍笛に加えて琵琶譜『琵琶諸調子譜』などの平安中後期の琵琶・笙・箏の楽譜も加えて四重奏を試みます。

 推定される当時の雅楽で物語の情感をご体感ください。

 

 曲目は輪台垣代音取(りんだいかいしろねとり)・輪臺(りんだい)・剱気褌脱(けんきこだつ)・青海波(せいがいは)・竹林楽(ちくりんらく)・青海波垣代音取(せいがいはかいしろねとり)・西王楽(さいおうらく) 序と破・海青楽(かいせいらく)・散吟打球楽(さんぎんちょうぎゅうらく)・赤白桃李花(しゃくはくとうりか)(全六帖)。

 

主催 : 京都市西文化会館ウエスティ
    (公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)
    京都市
助成 : 芸術文化振興基金助成事業