平成28年度京都市北文化会館自主事業
市民創造ステージ2017
KITABUNの春・音楽会を開催しました。
当日は生憎の小雨まじりのお天気でしたが、ホールでは8つの音楽団体が、様々なジャンルの音楽をリレー形式で熱演されました。個性あふれる演奏に会場も拍手が続いていました。
トップバッターはルーツアンサンブルさん(吹奏楽)です。
40周年を迎えられた演奏には、貫録を感じました。
吹奏楽で聴く「カルメン組曲」は迫ってくるものがありました。
ルーツ・アンサンブル ・カルメン組曲 ・ディスコ・パーティー3
|
続いての演奏はコール ハナミズキさんのコーラスです。
白のブラウスに黒のロングスカート。キリツとした衣装での登場です。
「古きヨーロッパの歌」より、優しく、そして力強く歌われた声は、会場いっぱいに響きました。
コール ハナミズキ (まつなみクリニックボイストレーニング講座)
「古きヨーロッパの歌」より ・旅愁 ・ロンドンデリーの歌 ・サンタルチア ・追憶 ・ローレライ |
続いてはハーモニカの独奏で、クロマティックハーモニカの錦織のり子さん、ピアノの芦田敦子さんです。
20cmにも満たない小さな楽器ですが、ピアノに負けない音が出てビックリ。
ダイナミックにそして繊細に奏でられる小さな銀色の楽器とピアノが織りなす音色に会場は魅了されていきます。
曲目のラプソディ イン ブルーにちなんで、ブルーのドレスだそうです。
クロマティックハーモニカ 錦織 のり子 ピアノ 芦田 敦子
・トレド ・セレナーデ ・ラプソディ イン ブルー |
前半最後の演奏は北山いちばん星児童合唱団のみなさんです。
自分たちで順番にマイクを持ち曲目紹介も行いながら歌う本日の最年少出演者さんたちに、会場からは「かわいい!」の声が聞こえました。
最後は、指揮の丁字先生と会場も一緒となって海の声の大合唱となりました。
北山いちばん星 児童合唱団
・いちばんぼし見つけた ・赤いやねの家 ・ともだち讃歌 ・歌えバンバン ・気球にのってどこまでも ・海の声(浦島太郎) |
さて、後半最初の演奏は立命館大学吹奏楽サークル Fizの皆さんです。
学生さんらしい、フレッシュな選曲と演奏。そして指揮者が曲ごとに代わるという面白いスタイルの舞台でした(指揮者も「指揮」というパートらしいです)。
華やかな吹奏楽の音色に客席もどんどん引き込まれていきました。
|
立命館大学 吹奏楽サークル Fiz
・アルセナール ・ウィーアー! ・ディズニーランドセレブレーション |
続いては女声コーラスでシャンデゥランジュの皆さんの演奏です。
春らしくピンクのドレスが舞台に映えます。よく見れば楽譜フォルダーもピンク色。
女声合唱のスタンダードナンバーの演奏は、繊細なハーモニーの組み立ての中にも豊かな響きが聴こえてきます。犬の鳴き声(犬が自分のしっぽをみて歌う唄)も面白いですね。
女声コーラス 「シャンデゥランジュ」
「愛する歌」より ・ひばり ・ロマンチストの豚 ・海と涙と私 ・ユレル ・さびしいカシの木 ・犬が自分のしっぽをみて歌う歌 ・誰かがちいさなベルをおす |
続いての演奏は、トレ・ソリーゾの皆さんのクラシックアンサンブルです。
フルート、声楽、ピアノの各パートの織りなす絶妙なバランスが心地よく会場に響きます。
クラシックの名曲、日本の名曲と繰り広げられる演奏に、思わず口ずさんでしまわれるお客様もいらっしゃいました。
トレ・ソリーゾ (Tre Sorriso)
・The Lily of The Valleys ・この道 ・涙の流れるままに (歌劇「リナルド」より) ・よかった (「六つの信仰歌曲」より) ・恋をしるものゆかしきもの (歌劇「魔笛」より) ・瑠璃色の地球 |
さて、この音楽会のトリを務めるのは、Brass Ensemble Saturdayの皆さんです。
演奏曲は、バロックの音楽、沖縄民謡のメドレー、ラテン音楽のメドレーと次々と繰り広げられる音楽に、客席も盛り上がりました。
Brass Ensemble Saturday
・歓喜 (「王宮の花火の音楽」より) ・沖縄民謡メドレー (〜てぃんさぐぬ花・ハイサイおじさん・芭蕉布〜) ・フェイマス・ラテン・メドレー (〜マカレナの乙女・マンボNo.5・ブラジル〜)
|
北文化会館では、2017年度も地元の皆様に演奏の場を提供すべく、この催しに取組んでまいります。
音楽活動をなさっておられる皆様、次回のステージにお立ちになりませんか?
ぜひ、皆様のご参加をお待ちしています。