「文化芸術による地域貢献プロジェクト」報告5
このプロジェクトは,“文化芸術”に興味を持つ京都橘大学の学生を募り,東部文化会館の取り組みや機能について知ってもらい,そして実際に,会館が行うイベントやアウトリーチ(音楽コンサート)の現場に参画する“体験型”の学修です。 そこで見たもの感じたことをベースに“文化芸術”の可能性や“課題”を見つけ,その課題解決の糸口になるような文化芸術の活用方法について,レポートを発表し,共有する,といったプロジェクトです。 |
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≪アウトリーチ実践講座≫
東部文化会館のアウトリーチ事業(※1)の現場体験を行いました。
地域包括支援センター(※2)が行う活動の一つであるイベントへアウトリーチ事業として参加させていただきました。今回のイベントの目的として、高齢者の居場所をつくり介護予防を行うことや、参加者同士のネットワークづくりなどがあります。
そこで、働く方の声を聴くことで、文化芸術の可能性や地域社会の課題を考えました。
※1
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山科・醍醐地域のさらなる文化芸術の振興を目的とした事業です。詳しくはコチラ。
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※2
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地域住民の保健・福祉・医療の向上、虐待防止、介護予防マネジメントなどを総合的に行う機関です。 |
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11月4日(土)
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大宅地域包括支援センター 「ふれあい大宅」 場所:大圓寺集会所 |
<学生レポートより>
・「演奏だけでなく、手遊びなど参加型の企画を取り入れ、飽きさせないように工夫さ
れていると思った。」
・「リクエストをする人や、「また来てほしい」という声が多くあり、こういったこと
から、人と人との繋がりや、交流の輪が広がっていくと思った。」
11月12日(日)
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大宅地域包括支援センター 「ふくろうカフェ」 場所:ヴィラ山科 |
<学生レポートより>
・「リクエストできる曲のリストがあったり、会場を歩きまわりながら演奏していて、
とても参加者が楽しそうだった。音楽はコミュニケーションの役割にもなると知っ
た。」
11月28日(火)
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日ノ岡地域包括支援センター 場所:北花山公会堂 |
<学生レポートより>
・「演奏者も楽しみ、参加者も楽しむという関係ができていて、施設の雰囲気がとて
もよかった。」
・「地域の方からみんなの“居場所”を作りたいという声の元作られたものだときいて、
高齢者と支援者にとってプラスになると感じた。」
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