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- 日本の伝統芸能との出会い -
琉球舞踊を楽しもう【整理券配布終了】

沖縄で継承される日本の伝統文化を体験しよう!

国指定重要無形文化財「琉球舞踊」のうち、19世紀後半に誕生した庶民の音楽や踊りを取り入れた雑踊(ぞうおどり)『鳩間節』を題材に、琉球舞踊の多様性をご紹介します。

 

 

 
  クリックで拡大!(PDF)

- 日本の伝統芸能との出会い -

琉球舞踊を楽しもう

2024年218日(日)

13:40開場/14:00開演(約90分)

京都市呉竹文化センター 創造活動室

参加無料/定員80名(要整理券・先着順)

 

[内容]
◆講師による実演とお話
◆琉球/八重山舞踊「鳩間節」のご紹介
 

[講師]
山里 静香 (舞 踊/琉球舞踊家・八重山舞踊家)
和田 信一   (歌三線/琉球古典音楽演奏家)
田中 多佳子(ご案内/京都教育大学音楽科教授)

 

[整理券の配布]★整理券の配布は終了しました

■受付期間:1/5(金)午前10時受付・配布開始
■定員:80名/先着順
■お申込み方法

お名前・ご住所・電話番号・メールアドレス・希望枚数(2枚まで)を添えて、電話・FAX・メールでご予約ください。

また、京都市呉竹文化センターの窓口でも整理券を配布します。

*お一人様2枚まで

*整理券の取り置き可能(当日お渡し)

■申込先
京都市呉竹文化センター
受付時間=9:00〜17:00
休館日=毎週火曜日(休日の場合はその翌日)
FAX=075-603-2465
E-Mail=kuretake★kyoto-ongeibun.jp
   (★を@に変えてください)
 

[三線体験の参加者募集]

和田信一さんが三線をやさしく手ほどきします。

2/18(日)(1)12:45〜 (2)15:45〜(各回約30分)

定員:各回上限8名(応募者多数の場合抽選)

料金:参加無料/楽器貸出有

受付期間:1/20(土)〜2/10(土)午後5時必着

お名前・ご住所・電話番号・メールアドレスを明記し、窓口・電話・FAX・メールでお申し込みください。

 

[主催]
京都市呉竹文化センター(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)
京都市

 

「琉球舞踊を楽しもう」(2/18)は大盛り上がり!

 去る2月18日(日)に、日本の伝統芸能との出会い『琉球舞踊を楽しもう』を開催しました。

 令和4年9月の開催に続き、歌三線(うたさんしん)の和田信一さんと、八重山舞踊家・琉球舞踊家の山里静香さんをお迎えし、約70名の参加者の皆さんが楽しく琉球舞踊を学び体験されました。

 

 冒頭に、平成28年度からこの「○○を楽しもう」シリーズの開催にご協力いただいている京都教育大学音楽科教授の田中多佳子先生より、シリーズの経緯と今日の講座の楽しみ方についてお話しいただきました。

 農耕民族と狩猟民族による踊りのリズムの違い(農耕=大地を踏みしめる/狩猟=上へと飛び上がる)のお話や、琉球王国の首都である首里からの距離(江戸より中国や台湾の方が断然近い)への言及は大変興味深く、このあとの鑑賞の助けとなりました。

 

 

 

★ ★ ★

 

 いよいよ実演を拝見します。まずは八重山の古典舞踊「鳩間節(はとまぶし)」を和田さんのあたたかい歌と三線に乗せて、山里さんが披露してくださいました。

 黒の長い衣と赤い襟、椿の花をモチーフにした髪飾りと後ろに長く垂らした白い帯、四つ竹の赤。

コントラストの強い装束とゆったりとした動きが相まって、王朝時代の気品を感じさせるものでした。

 

★ ★ ★

 

 続いて、今回の講師で琉球古典音楽演奏家の和田信一さんが琉球の芸能の概要をお話ししてくださいました。

 和田信一さんは京都市出身で大学までは野球三昧で音楽とは全く無縁の生活だったのが、とあるきっかけで沖縄に滞在した際に触れた三線の音色に魅せられ、ついには沖縄県立芸術大学大学院で芸術学博士号(実技系)を取得するに至った異色の経歴を持つ歌三線の名手です。

 

 琉球王国が朝貢関係を結んでいた中国(唐)の冊封使(御冠船)をもてなすための「御冠踊り(うかんせんおどり)」が「古典舞踊」です。テンポはゆっくりで国王賛美や五穀豊穣を祈るものが多く見られます。当時は男性官吏及びその師弟のみが職務として踊ることが許されていましたが、王国崩壊後は女性の踊り手が多く現れ、現在に至ります。

 明治時代に廃藩置県が行われ琉球王国が滅びた後、官吏(踊り手)たちは庶民の民謡や生活などを題材にした踊りで糊口をしのぎました。その踊りが娯楽として民衆にも広まったのが「雑踊り」です。(前回の記事より引用)

 また、八重山と琉球王国との関係性と舞踊の特徴の違いについてもご紹介くださいました。

 

★ ★ ★

 

 続いて、衣装替えを済ませた山里さんが「雑踊り」として琉球で踊られている「鳩間節」を披露しました。こちらは、八重山とはうってかわって庶民男性の出で立ちで、アップテンポな踊りとして広まり愛されています。

 

★  ★  ★

 

 最後はお待ちかねの「踊ってみよう」コーナー!

 山里さんが一節ずつ歌に合わせて手と足の振りを教えてくださり、約30分の猛特訓の結果、なんとか1番を通して踊ることができるようになりました。

 雑踊りの特徴である指の「こねり」。そう、カチャーシーも同じこねりを使います。やっぱり最後はカチャーシー踊ろうね!と参加者全員で「イヤ、サッサ!」と楽しく踊りました。 

 

 

 この講座の前後には、三線体験も行いました(希望者のみ)。

 三線の持ち方から絃の押さえ方まで優しくテキパキと和田さんが教えてくださり、三線に初めて触れたという方も、「工工四(くんくんしー)」と呼ばれる琉球独特の楽譜を見ながらなんとか「きらきら星」を弾き通すことができるようになりました。

 これをきっかけに三線を始める方がいるととても嬉しいです。

 

 

 

 

開演直前にパチリ!

 

和音 早春コンサート2024〜今、聴きたい 心に響く名曲たち〜(2/22)

令和5年度文化芸術活性化パートナーシップ事業 無料公演 

京・伏見音楽サークル和音

和音 早春コンサート2024 〜今、聴きたい 心に響く名曲たち〜

 

京都市呉竹文化センターのパートナー団体として活動する京・伏見音楽サークル和音による無料公演を開催します。

 

↑クリックで拡大

2024年222日(木)10:00開場/10:20開演

京都市呉竹文化センター ホール

入場無料 /申込不要

 

赤ちゃん大歓迎!!

 

曲目

♪フィンランディア

♪「君の名は。」コレクション

♪ディズニーメドレー

♪昭和歌謡コレクション

 

[お問い合わせ]

京都市呉竹文化センター  TEL:075-603-2463

 

[主催]
京都市呉竹文化センター(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)
京都市
京・伏見音楽サークル和音