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2021年度

2022年度

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ロームシアター京都×京都市文化会館5館連携事業
およげ!ショピニアーナ

ロームシアター京都×京都市文化会館5館連携事業

「シアターデビュー!」促進プログラム

およげ! ショピニアーナ

 

 

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みて、きいて、たいかんする。
ピアノの生演奏とダンス・パフォーマンスでおくる、
こどもたちの“はじめての劇場体験(シアターデビュー)”に
ぴったりな公演。
 

 

構成:中間アヤカ
美術:TAIYA(下寺孝典、中澤ふくみ)
出演:佐藤健大郎、垣尾優、中間アヤカ
ピアノ演奏:長阪花音

 

ピアノの音色にさそわれて、ちいさな幕があがる。
海のなか、はじまりとおわりのある
5つの旅にでかけよう。

小さなこどもたちとおとなのための
”海”遊式ダンス・パフォーマンス

 

おすすめ! 4歳以上のこどもたちとおとな

※年齢制限はございません。0歳からおとなまで、みなさまご一緒にお楽しみいただけます。

※授乳・おむつ替えスペース(仮設)をご用意いたします。

 

 

日時 2022年 9月 4日(日)11:0014:00[完売](2回公演)

 ※受付開始・開場は開演の15分前です。

 ※上演時間約60分。途中に遊びの時間(休憩)を含みます。

 ※鑑賞の途中、会場内をご移動いただきます。

  動きやすい服装でご来場ください。

会場 京都市呉竹文化センター 創造活動室

 ※ロームシアター京都での開催ではありませんのでご注意ください。

 

 

チケット購入・予約【チケット完売!】

おとな(18歳以上)1,000円/ こども300円

 ※各回定員40名・自由席

 ※前売券完売の場合、当日券は販売いたしません。

・チケット発売日 2022年7月17日(日)10:00〜

 

チケット取扱窓口

・京都市呉竹文化センター 窓口・電話予約

[窓口・電話 TEL.075-603-2463(9:00〜17:00)]

・ロームシアター京都 チケットカウンター

[窓口・電話 TEL.075-746-3201(10:00〜17:00)]

・京都コンサートホール チケットカウンター

[窓口・電話 TEL.075-711-3231(10:00〜17:00/第1・3月曜休)]

オンラインで購入する

 

 

お問い合わせ

京都市呉竹文化センター TEL:075-603-2463

 

[主催]

公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団(ロームシアター京都、京都市東部文化会館、京都市呉竹文化センター、京都市西文化会館ウエスティ、京都市北文化会館、京都市右京ふれあい文化会館)、京都市

 

[助成]

文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会

 

[後援]

京都市教育委員会
公益社団法人京都市保育園連盟
公益社団法人京都市私立幼稚園協会

 

- 日本の伝統芸能との出会い -
琉球舞踊を楽しもう

本土復帰50周年を迎えた沖縄で継承される日本の伝統芸能を体験しよう

国指定重要無形文化財「琉球舞踊」のうち、18世紀に琉球王朝を中心に発展した古典舞踊の『かせかけ』と、19世紀後半に誕生した庶民の音楽や踊りを取り入れた雑踊(ぞうおどり)の『加那よー(かなよー)』をご紹介します。

 

 

 
  クリックで拡大!(PDF)

- 日本の伝統芸能との出会い -

琉球舞踊を楽しもう

2022年911日(日)

14:40開場/15:00開演(約90分)

京都市呉竹文化センター 創造活動室

参加無料/定員15名

 

[内容]
◆講師による実演とお話
◆雑踊「加那よー」を踊ってみよう
手ぬぐい等(長さ約90cm程度)1枚をご持参ください。
お持ちでない場合は会館で布をご用意します。

 

[講師]
諸喜田 千華(舞 踊/玉城宇根本流敏風蓮華乃会 会主)
和田 信一   (歌三線/琉球古典音楽演奏家)
田中 多佳子(ご案内/京都教育大学音楽科教授)

 

[募集要領]
■受付期間:8/8(月)〜8/31(水)17:00必着
■定員:15名/応募者多数の場合抽選
■お申込み方法
お名前(フリガナ)、年齢、ご住所、電話番号(あればFAX番号、メールアドレス)と手ぬぐいの有無を明記の上、会館窓口、FAX又はメールでお申し込みください。

■申込先
京都市呉竹文化センター
受付時間=9:00〜17:00
休館日=毎週火曜日(休日の場合はその翌日)
FAX=075-603-2465
E-Mail=kuretake★kyoto-ongeibun.jp
   (★を@に変えてください)

[主催]
京都市呉竹文化センター(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)
京都市

【レポート】「琉球舞踊を楽しもう」は大盛況!

 「- 日本の伝統芸能との出会い - 『琉球舞踊を楽しもう』」を9月11日(日)に開催しました。

 これは今年の2月23日(水・祝)に開催を予定していたものの、新型コロナウイルス感染症の第6波の影響により中止を余儀なくされ、この度無事開催の運びとなったものです。

 当初は定員15名を予定していましたが、今年は本土復帰50年の節目に当たり、沖縄への興味も高まっていることから多数の応募があったため、急遽応募者等約40名の方々にご参加いただくことにしました。

 

 

 

 

 冒頭に、平成28年度からこの「○○を楽しもう」シリーズの開催にご協力いただいている京都教育大学音楽科教授の田中多佳子先生より、シリーズの経緯と今日の講座の楽しみ方をお話いただきました。

 これまでに、韓国舞踊(宮廷と民衆)を2回、インド舞踊(南・北)を2回取り上げてきましたが、いずれの舞踊も大地を踏みしめる系統だったのに対し、今回の琉球舞踊については、足の運びや手先の動きから横のラインを感じる、おそらく琉球民族が海と深く関わっているからではないか、と興味深いお話をお聞かせくださいました。

 

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 最初の鑑賞タイムは古典舞踊「かせかけ」。『かせ』とは紡いだ糸を巻き取るH型の道具のことで、「愛しい人に上等な織物を作って差し上げたい」女性の一途な思いを描写した舞踊の名曲です。

 沖縄出身の石垣まゆさんが高く髪を結い上げて美しい紅型の衣装をまとい、しなやかな動きで品位ある女性の様子を表現されました。

 

 

 

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 続いて、今回の講師で琉球音楽演奏家の和田信一さんが琉球の芸能の概要をお話ししてくださいました。

 和田信一さんは京都市出身で大学までは野球三昧で音楽とは全く無縁の生活だったのが、とあるきっかけで沖縄に滞在した際に触れた三線の音色に魅せられ、ついには沖縄県立芸術大学大学院で芸術学博士号(実技系)を取得するに至った異色の経歴を持つ歌三線の名手です。

 

 琉球王国が朝貢関係を結んでいた中国(唐)の冊封使(御冠船)をもてなすための「御冠踊り(うかんせんおどり)」が「古典舞踊」です。テンポはゆっくりで国王賛美や五穀豊穣を祈るものが多く見られます。当時は男性官吏及びその師弟のみが踊ることが許されていましたが、王国崩壊後は女性の踊り手が多く現れ、現在に至ります。

 明治時代に廃藩置県が行われ琉球王国が滅びた後、官吏(踊り手)たちは庶民の民謡や生活などを題材にした踊りで糊口をしのぎました。その踊りが娯楽として民衆にも広まったのが「雑踊り」です。その後、現代になると様々な要素を加えた「創作舞踊」が生まれました。

 

 

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 続いて、雑踊り「加那よー(かなよー)」を琉球舞踊家の諸喜田千華さんにご披露いただきました。「加那よー」は農村での男女の恋を描いたもので、絣の着物に赤い手ぬぐいを手に踊られます。テンポは軽快で速め、ずっと足踏みをして踊ります。村娘が愛しい人のために手ぬぐい(てぃーさーじぬぬ)を縫って贈りたいなと舞います。

 いずれの舞踊の際にも、和田さんの艶のある歌声と情緒ある三線が演奏されました。

 

 

 

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 最後はお待ちかねの「踊ってみよう」コーナー!

 参加者の皆さんにも手ぬぐいをお持ちいただき、諸喜田さんがお手本となって足踏みと流れるような指先の動きを教えていただきました。

 やはり立って踊ったからにはカチャーシーも踊りたいよね!となり、三線の調弦も変えて参加者全員で「イヤ、サッサ!」と踊りました。

 

 

 コロナでお出かけすらも我慢してきた時間が長かったせいか、短い時間とは言え、沖縄の明るい日差しを含んだ風を感じることができ、マスク越しに参加者の皆さんの笑顔が見えるようで、スタッフも楽しく有意義な時間を過ごすことができました。

 

 

 

 

開演前にパチリ!