ロームシアター京都×京都市呉竹文化センター連携事業
地域の課題を考えるプラットフォーム
CIRCULATION KYOTOー劇場編
中野成樹+フランケンズ
『マザー・マザー・マザー』
12月1日(土)18:00開演
12月2日(日)15:00開演
(※開場は開演30分前を予定)
♦不条理演劇の上演を通して結ぶ、「その街」とこの街のいま
日本における不条理演劇の第一人者・別役実。彼が実在の事件をきっかけに約40年前に書いた戯曲を引っさげて、”ナカフラ”こと中野成樹+フランケンズが京都初登場。
「パパとその街」と名乗る集団の形成と崩壊をめぐる物語は、「街」とは何か、「集団」とは何かを問いかける。東京と京都の距離を眺めつつ、ナカフラ演じる「パパとその街」が“よそ者”として伏見の街を訪れる。
作 | 別役実
演出 | 中野成樹
ドラマトゥルク | 長島確
出演 | 竹田英司、田中佑弥、鈴鹿通儀、福田毅、洪雄大、斎藤淳子、北川麗、佐々木愛 ほか
地域ドラマトゥルク | 弓井茉奈、吉水佑奈
♦「CIRCULATION KYOTOー劇場編」って?
5組のアーティストが京都の中心部を囲む5つの地域(山科区・伏見区・西京区・北区・右京区)を出発点に創作し、新作を連続して発表。アーティストは独自の切り口と方法論で都市・京都のすがたを象り、観客が4か月にわたって5つのエリアを巡る体験を創り出します。
また今回の試みの一つとして、地域社会との関わりを考察する「地域ドラマトゥルク」が参画し、アーティストの創作に併走しながら作品と社会の関わり方の可能性を拡げていきます。
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中野成樹+フランケンズ
演出家・中野成樹が率いる日本の現代演劇カンパニー。東京を拠点に活動中。時代・文化風習等が現代日本と大きく異なる、いわゆる「翻訳劇」をとりあげ、「いまの自分たちの価値観と身体」で理解し体現する。逐語訳にとらわれない翻訳、あらすじのみを死守する自由な構成、従来のイメージやマナーにとらわれぬ私たちの物語としての作品解釈、その方法・表現を「誤意訳」と名付け、シェイクスピア、モリエール、チェーホフ、ブレヒト、別役実、等多くの作家を扱っている。またそのほか、動物園、美術館、まちなかなど、劇場外での ” 応用演劇活動 ”も積極的に展開。2017 年には、千葉・松戸のまちなかに散らばる会場を観客が移動し、現代の捕物帳を目撃する「半七半八(はんしちきどり)」(フェスティバル / トーキョー17)を発表、評判を呼んだ。)
【料金】全席自由
一般=2,500円
ユース(25歳以下)=1,500円
シニア(70歳以上) =1,500円
5演目通し券=5,000円
※車椅子でご来場の方は、ロームシアター京都へご連絡ください。
※未就学児入場不可
【チケット取扱窓口】
●ロームシアター京都 チケットカウンター
075-746-3201(10:00〜19:00/年中無休)
●京都コンサートホール チケットカウンター
075-711-3231
(10:00〜17:00、第1・3月曜休 ※祝日の場合は翌日)
●オンラインチケット購入はこちら
●京都市呉竹文化センター(会館公演のみ)
075-603-2463
(9:00〜19:00、毎週火曜休 ※祝日の場合は翌日)
[主催]
公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団
ロームシアター京都、京都市呉竹文化センター
京都市
[助成]
一般財団法人地域創造
平成30年度文化庁文化芸術創造拠点形成事業