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2017年度

2018年度

未来へつなぐ伝統芸能 −国指定重要無形文化財「能楽」
はじめての能 超入門講座

はじめての能 超入門講座

 

 

新春にふさわしい演目『高砂』をテーマに、「能」の超入門講座を開催!

 

国指定無形文化遺産にも登録されている「能楽(能と狂言)」のうち、

「能」は謡(うたい)と囃子(はやし)からなる音楽にのせ、所作や舞でお話をすすめます。

それはまるで和製ミュージカル!

おなかのそこから声を出せば心もスッキリ、静かに見えるしぐさは実はパワフル。

 

さぁ、こどももおとなも、新春は能の「はじめの一歩」をふみだしましょう!

 

面も装束もまぢかにみれますよ〜!

 

 

 

 

2019年1月6日(開演 14:00 (開場 13:30

京都市右京ふれあい文化会館 創造活動室

 

【料金】

 こども    500円(小学3年〜中学生以下)

 おとな 1,000円 

 ※小学生2年生以下入場不可

 

【定員】

 合計30名 こども優先

 (定員に達し次第受付を終了いたします。)

 

【お申し込み方法】

1. 参加者の氏名年齢または学年(全員)、2. 住所、3.電話番号を明記のうえ、

会館窓口/電話 075-822-3349/FAX 075-822-3384

メール ukyoアットマークkyoto-ongeibun.jpまでお申し込みください。

 

◆申込期間=11月21日(水)〜12月27日(木)当方必着

 

 

【講師紹介】

 

杉浦豊彦 

能楽師 観世流シテ方

杉浦能舞台主宰

公式サイト

松井美樹 

能楽師 観世流シテ方    

 

 

主催 : 京都市右京ふれあい文化会館(公益財団法人京都市音楽芸術文化財団)

         京都市

 

【レポート】未来へつなぐ伝統芸能ー国指定重要無形文化財「能楽」『はじめての能 超入門講座』(1/6)

未来へつなぐ伝統芸能 ― 国指定重要無形文化財「能楽」―

     

 

2019年1月6日、新春にふさわしい演目『高砂』をテーマに、「能」の超入門講座を開催しました。

右京区で杉浦能楽堂を主宰する観世流シテ方の能楽師 杉浦豊彦さんと、杉浦さんのお弟子さんで能楽師の松井美樹さんの御二方を講師としてお招きし、満員御礼の大盛況な催しとなりました!

 

 

 

面や装束の鑑賞ポイントを教えてくださいました。

美しい扇を手に仕舞にもチャレンジ!!

さすがに先生方の仕舞・謡は格好いいです。

 

催し後のアフタートークは一番の醍醐味かもしれません。

貴重な面や装束をこんなにまぢかに見れるなんて。。。

 

「未来へつなぐ伝統芸能」シリーズでは今後少しずつ規模を拡大して「能」の魅力をひもといていく予定です。

どうぞご期待ください!!

 

 

あーる de 右京 その12
Classic+ 新春バロックコンサート

Classic+(クラシックプラス)

新春バロックコンサート

 

2016年夏から開催している、気軽でこぶりなアートイベントシリーズ「あーる de 右京」初のワンコインコンサートを開催!

京都市交響楽団で活躍するトップクラス奏者3名と、京都を拠点とするチェンバリストが奏でる、新春を寿ぐ優雅な時間をお楽しみいただきます。

 

『バロック音楽』とは、1600年頃(関ヶ原の戦い)から大バッハが亡くなった1750年(徳川幕府8代将軍吉宗あたり)までの約150年間に隆盛し、絶対王政が敷かれていたヨーロッパの宮廷や教会、貴族のサロンで好んで演奏され、通奏低音の上で器楽の名手が装飾たっぷりに華麗な技巧を披露するもの。

うむむ・・・バロックって難しそうじゃない?眠たくならないかなあ。

いえいえ!

奏者同士の丁々発止のやりとりが心地よい緊張感を生んで聴き応えたっぷり!

バロックをこよなく愛する4人が、そんな先入観もどこかへ吹き飛ぶような、息の合った軽やかな演奏をお届けします。

歳のはじめはワンコインでバロック音楽デビュー!

 

[演奏]Classic+(クラシックプラス)

*上段=中川・高山/下段=石丸・井幡

 

フルート:中川佳子(京都市交響楽団 副首席フルート奏者)

オーボエ:高山郁子(京都市交響楽団 首席オーボエ奏者)

コントラバス:石丸美佳(京都市交響楽団 副首席コントラバス奏者)

チェンバロ:井幡万友美(大阪音楽大学・京都女子大学講師)

 

 京都市交響楽団 公式サイト https://www.kyoto-symphony.jp/

 井幡万友美 公式サイト http://web.kyoto-inet.or.jp/people/mayumimi/index.html

 


 

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あーる de 右京 その12

Classic+(クラシックプラス)

新春バロックコンサート

 

2019年17日(月)15:00開演(約45分)

京都市右京ふれあい文化会館 創造活動室

全席自由 500円

 (定員100名/ミニプレゼント付き)

 

[プログラム]

J. F. クラインクネヒト:トリオ・ソナタ ハ短調

C. P. E. バッハ:トリオ・ソナタ ニ長調  ほか

 

[チケットの取り扱い]

京都市右京ふれあい文化会館 事務室のみで販売

TEL 075-822-3349

受付時間=9:00〜19:00

     毎週火曜および12/28(金)〜1/4(金)休館

 

あーる de 右京って?

京都市右京ふれあい文化会館がお届けするミニコンサートやワークショップなどのアート・シリーズ。

地域のみなさんが「ふらり」と会館へよりみちして、短時間の「お試しサイズ」で芸術や文化に気軽に触れる時間をお届けします。

 

あーる de 右京の『あーる』は、フランス語で「Art=芸術」を意味し、直訳すると「右京の芸術」。

「京都市右京ふれあい文化会館で芸術を楽しもう」というよびかけと、「右京に行ったら、なんか楽しいことあるで!」と関西弁のつぶやきをかけています。

今後、不定期ですが様々なジャンルのイベントを始めていきます。

ぜひお立ち寄りください。

 

主催:京都市右京ふれあい文化会館(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)

   京都市

 

【レポート】 あーる de 右京 その12
Classic+ 新春バロックコンサート

短時間のお試しサイズで、コンサートやワークショップなど芸術や文化に気軽に触れる時間をお届けする「あーる de 右京」の12回目は、2019年の幕開けにふさわしい「贅沢な」コンサートを開催しました。

 

【贅沢 その1】

近年メキメキと演奏の質が高まり、国内でも指折りの人気を集める我らが京都市交響楽団のトップ奏者陣と、京都を拠点に活躍するチェンバロ奏者によるバロック音楽をまぢかに聴く幸せ。。。

チェンバロの典雅な音色や彼女たちの美しいドレス姿にうっとりでした。

 

 

【贅沢 その2】

充実のプログラムを、平日お昼間にたったの500円で楽しむ幸せ!

これまでは、ホール奥のホワイエで無料でお楽しみいただいていましたが、新たな試みとして「豪華プログラムを小さいサイズで提供しよう」と初のワンコイン(500円)コンサートとしました。

当日は満員御礼!会場の創造活動室の中は熱気ムンムン。

曲の合間には、メンバー自ら楽曲のエピソードを紹介するなど、親密な時間が流れるまさに「サロン」のような雰囲気となりました。

オーケストラ公演では奏者がお話することはほとんどないので、楽しいトークに魅せられてファンになった方も多数いたようですよ。

 

― プログラム ―

G. Ph. テレマン(1681-1767/ドイツ・マクデブルク生まれ)

 トリオ・ソナタ ハ長調 TWV42:C1より抜粋

J. F. クラインクネヒト(1722-1794/ドイツ・ウルム生まれ)

 トリオ・ソナタ ハ短調 第2楽章

W. A. モーツァルト(1756-1791/オーストリア・ザルツブルク生まれ)

 オペラ・ハイライト(フルートとオーボエ)

  『魔笛』より おいらは鳥刺し

  『フィガロの結婚』より 恋とはどんなものかしら

  『魔笛』より 恋人か女房か

W. A. モーツァルト

 セレナーデ第9番 ニ長調 K.320「ポストホルン」より ロンド

C. P. E. バッハ(1714-1788/ドイツ・ヴァイマール生まれ)

 トリオ・ソナタ ニ長調 Wq.151より抜粋

 

 

 

【贅沢 その3】

終演後にはメンバーがロビーでお客様をお見送り。

その際に、今日のコンサートの思い出をお持ち帰りいただこう!とティバッグとお菓子と「あーる de 右京」を紹介する手づくりしおりをセットにしたミニプレゼントをお渡ししました。

一つ一つお渡しする時に来場者の皆様とメンバーが言葉を交わすことで、さらに彼女たちのファンが激増したな…とニヤリ。

 

 

来場者だけでなくメンバーからも「またコンサートをぜひ!」と熱いリクエストが相次ぎ、次の企画へのエネルギーをいただきました。

新年度の4月以降、どんな企画が登場するかは乞うご期待!

この会館のサイトで決まり次第ご案内いたしますので、ぜひチェックしてくださいね!

 

あーる de 右京 その13
戯曲を声に出して読んでみよう
―Let's シェイクスピア―

れっつ!

戯曲を声に出して読んでみよう

Let's シェイクスピア

 

「あーる de 右京」は音楽やアートだけじゃない!

シリーズ13回めは、戯曲を取り上げます。

戯曲とは、俳優が舞台で演じることを意図して書かれた文学作品で、セリフを主体に舞台上の動きやしぐさ、装置、音楽、照明などに関する指定(ト書き)まで書き込まれています。

登場人物がなぜそのセリフを発するのか、その意味やプロセスを解き明かし、仲間と共に戯曲を立体化(ロールプレイ)してみませんか? 

この冬、あなたにとって忘れられない体験が待っている!

 

題材|シェイクスピア(坪内逍遥訳)「マクベス」

 

講師|須川弥香(すがわみか)

おででこ主宰、演出、俳優/日本演出者協会会員

★須川さんからのメッセージ

自分を離れて、戯曲に書かれた人物になってみる楽しみ。

相手役とセリフを声に出してやり取りする楽しみ。

身体全体をのびのびと自由に使う楽しみ。

自分が発したセリフが観客に影響を与える驚き。

1つ1つの体験には新鮮な発見が詰まっています。

演劇する。戯曲を読む。

この面白くて不可思議な体験を、是非あなたの人生にも!

 

 


 

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あーる de 右京 その13

戯曲を声に出して読んでみよう

Let's シェイクスピア

 

 

【第1回】声を出すからだの作り方

2019年1月12日(土)13:00〜17:00/第4会議室

 

【第2回】コミュニケーション&稽古

2019年1月19日(土)10:00〜16:00/第4会議室

 

【第3回】稽古&公開おさらい会

2019年1月20日(日)10:00〜16:00/第4会議室

 

【公開おさらい会】

2019年1月20日(日)14:00〜約1時間/ホール奥ホワイエ

入場無料(どなたでもご覧いただけます!)

※当初のアナウンスより会場を変更いたしました。

 

 

[参加料]3,000円(原則として3日間とも受講してください)

 

[対象・定員]劇、戯曲、朗読等に興味のある方(経験性別年齢不問) 15名

 

[お申込み方法]※定員に達しました。

お名前・年齢・〒と住所・電話番号・あればメールアドレスを明記し、下記へお申し込みください。※先着順

受付期間=11月21日(水)〜2019年1月9日(水)当方必着 【受付終了】

会館窓口:受付時間 9:00〜19:00

     毎週火曜および12月28日(金)〜1月4日(金)休館

電話:075-822-3349

FAX:075-822-3384

メール:ukyoアットマークkyoto-ongeibun.jp

 

 

あーる de 右京って?

京都市右京ふれあい文化会館がお届けするミニコンサートやワークショップなどのアート・シリーズ。

地域のみなさんが「ふらり」と会館へよりみちして、短時間の「お試しサイズ」で芸術や文化に気軽に触れる時間をお届けします。

 

あーる de 右京の『あーる』は、フランス語で「Art=芸術」を意味し、直訳すると「右京の芸術」。

「京都市右京ふれあい文化会館で芸術を楽しもう」というよびかけと、「右京に行ったら、なんか楽しいことあるで!」と関西弁のつぶやきをかけています。

今後、不定期ですが様々なジャンルのイベントを始めていきます。

ぜひお立ち寄りください。

 

主催:京都市右京ふれあい文化会館(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)

   京都市

企画:おででこ

 

【レポート】 あーる de 右京 その13
戯曲を声に出して読んでみよう Let's シェイクスピア

「あーる de 右京」シリーズ初の戯曲を使った表現講座、その13「戯曲を声に出して読んでみよう Let's シェイクスピア」3日間の講座が終了しました。

かつて当会館で開催していた『京都熟年アカデミー』という舞台表現講座(ミュージカル・人形劇・朗読劇)の卒業生や、他のシニア劇団等ですでに活動している方のほか、今回が全く初体験!という方総勢18名が俳優で演出家の須川弥香さんの指導を受けました。

 


【第1日目:1/12(土)】

自己紹介とこの講座で呼ばれたいニックネームをそれぞれに宣言したあと、早速体を解(ほぐ)す体操に移ります。

手や足をユラユラ揺らすだけでなく、今の気分を体の動きで表現したりメチャクチャ語で仲間と会話してみたり。。。

限られた時間でこのメンバーで作品を作るためには、この際恥ずかしがってなどいられません!

ふだんしないようなおどけた格好も出来てしまいます。

続いて本読みをスタート。坪内逍遥訳の『マクベス』は少し時代がかった口調で書かれているので、現実離れしてかえって演じやすいようです。

最後に配役を決めてこの日のメニューは終わり。

講師の須川さんは、「18人の熱いエネルギーと向き合って疲れたけれど面白くなってきたわ」と目を輝かせていらっしゃいました。

 


【第2日目:1/19(土)】

2日目は朝の10時から夕方16時すぎまでみっちり。

まずは体をほぐして、シーン別に立ち稽古を行いました。

このシーンでは誰がどこに立ち何を見てどこに向かって話しているのか?

お互いに思いを共有していかねばお芝居が成り立ちません。

相手を信用し、自分を信用してもらうことが大切だと分かります。

翌日のおさらい会の会場を会議室からホール奥のホワイエに変更し、広い空間をどうやって使うかまで考えました。

短時間で空間を使って表現するのはなかなかに骨の折れる作業です。

受講生の皆さんは五里霧中暗中模索紆余曲折!

思い通りに出来ないもどかしさもあり、弱音を吐いて帰途につく方も。

そんなみなさんに須川さんから、励ましの言葉がかけられました。

「『演劇』を英語で言うと『play』です。『play』と言えば『遊び』!3日間ではシェイクスピアを完全に作ることは出来ないし、今回の講座の狙いはそれではありません。戯曲というツールを介して、他者との関わり方自分の立ち方を考え、いかに楽しく遊ぶか?を考えることです。大いに遊びましょう!」

 


【第3日目:1/20(日)】

この日も朝10時に集合!zzz

ちょっとした合宿気分です。

早速本番会場のホール奥ホワイエに移動してシーン別に立ち稽古を始めました。

自分の役に必要だと思う衣装または小道具を1点用意して、アクティング・エリアに立ちます。

最初はモヤモヤしていたシーンも、徐々に風景が見えてくる。

魔女たちの不気味な予言、マクベスの逡巡や夫人の胸算用など、現代社会に生きる私たちと何ら変わらない欲望のゆらぎが描かれ始めてきました。

いよいよ公開おさらい会がスタート。

スポットライトが用意され、顔に光が当たると表情まで良く見えます。

ご近所の方やご家族も数名来られ、緊張が高まりました。

たった3日間の稽古でしたが、『マクベス』第1幕合計5場は止まることなくスムーズに進み、受講生たちは自分の役に没頭して演じ切った達成感とともに笑顔になりました。

これから恐ろしい悲劇が始まる予感を残して本番が終わりました。

来場者からの感想も受講生のみなさんを称えるもので、私たちスタッフも「ここまで出来るのか…」と感嘆しきり。

 

反省会では、演じてみた感想や自分のバックグラウンドなどを銘々に語り、講師の須川さんからも最大限のお褒めの言葉をいただきました。

また、「この続き、2幕3幕4幕と演じてみたい!」との声が寄せられました。

 

演じることを通じて、作品を読み解く、表現を考える、コミュニケーションを実践する、仲間を作る、そして遊ぶ!

開講当初の目標を大きく超えた成果が得られた3日間となりました。