ゴールデンウィークも終盤を迎えた5/6(土)、こどもたちと一緒に大きなこいのぼりを完成させるアートイベント「あーる de 右京 その5 こどものアトリエ『こいのぼりをえがこう』を開催しました。
イベントの前々日、リーダーの小泉さん(こいちゃん)が絵の具で良い感じに汚れたつなぎを来て登場!それ、なんかカッコよくない?
会館スタッフと一緒に大きなダンボール箱を組み立てて準備開始。
こいちゃんが、人がかがんで通れるほどの穴をサクサクくるりと開けて4つの箱を連結すると、大きなトンネルが出来ました。
イベント当日、今回も近隣の安井児童館からもこどもたちが来てくれました。
GWで京都に帰省中のいとこの子と一緒に来てくれたこどもや、通りすがりに「面白そう」と入ってきてくれたこどももいました。
ダンボールの大きなトンネル、気になってたんですね♪
さあ、いよいよ作業がスタート。
最初にこいちゃんから「みんなに守って欲しいお約束があります」とお話がありました。
自分だけで作業しているのではなく、みんなで力を合わせて1つの大きな作品を作るんだという気持ちを持ってほしいこと、文字やキャラクターは描かないことなどを優しく話しかけました。
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ワクワク! |
こいちゃんからのお話 |
【1 マスキングテープを使って形を生み出す】
最初の作業は、まっさらのダンボール箱にマスキングテープで自由に線を引くこと。
テープが交わったり重なると、「線」から「形」が生まれてきます。
こどもたちも最初は遠慮しているのか、小さくちぎったテープを貼り付けていましたが、こいちゃんが「エイヤ!」とテープを右へ左へと貼り渡すと、こどもたちもだんだん大胆になり、△、□、☆、◯(!)など、いろんな形が出来ました。
【2 色を塗る】
次に、色の三原色である赤・青・黄と白の4色の絵の具で色を塗り始めます。
こいちゃんから「色が重なったらどんな色になる?」と投げかけると、「紫になった」「黄緑だ」とこどもたち。
すると、「赤に白入れてほしい」など三原色を混ぜて新しい色を作り出し、トンネルがどんどんカラフルに塗られていきました。
【3 道具を使う】
最初は普通の太さの絵筆や毛筆で色を塗っていましたが、こいちゃんが
「みんな!こんな筆もあるよ。こんな道具で塗ったらどうなるかな?」
と、太さの違う筆やハケ、ローラー、タンポ(綿を丸めて布でくるんだもの)、スポンジなどを次々に出してきます。
こどもたちもすぐに新しい筆を手にして、ぐんぐん塗っていきます。
【4 完成!】
こどもたちが楽しそうに塗っているのを見て、保護者さんや引率の先生、お手伝いに来てくれた人など、おとなも「面白そう…」「私も塗っていいですか?」と参戦!
約90分、みんなニコニコ笑いながら大胆に色を塗っていました。
最後に、みんなでマスキングテープをペリリ!と剥がしてみると、あら不思議!また新しい「形」が生まれてきました。
こいちゃんが形を指差しながら
「これは何に見える?」「この背中の模様は街を空から見ているようだね」とこどもたちと話し合いました。
【5 いよいよトンネルくぐり】
こどもたちがずっとウズウズしていたこと…それは「早くトンネルをくぐりたい!」
お待ちかねのトンネルタイム!みんな楽しそうに何度もトンネルをくぐっていました。
最後に、みんなで新聞紙で折った兜をかぶって記念写真をパチリ。
出来上がった「こいのぼりトンネル」は、会館入口横に5月いっぱい展示しています。
もちろん!トンネルをくぐって遊べます。
こんな大きなトンネルはなかなかありませんよ〜!
もちろん、おとなもくぐれますので、ぜひご家族で気軽に遊びに来てくださいね!
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くつをぬいではってね |