KITABUN ミニギャラリー「フォト友」作品展示中!(終了しました)
余寒、なお厳しく、吐く息の白さに耐えながら春の訪れを心待ちにしているこの頃です。
いかがお過ごしでいらっしゃいますか。
毎回、お楽しみいただいています「KITABUNミニギャラリー」。
この展示は、北文化会館にてカルチャー教室をされています教室の先生、生徒さんのご協力を得て開催しているものです。
今回の展示は「フォト友」さんです。
『私達はフォト友を8年前に発足し、14名の生徒が木村尚達先生のご指導を頂きながら毎月作品を持ち寄り和やかに勉強会を実施しております。今回北文化会館様からのお誘いによりミニギャラリーで作品展を1月31日から2月末日まで実施しています。
会場の都合により、展示時間は約10日毎に3班に分けての展示です。
出来栄えはさまざまと思いますが、皆様にご高覧頂きご講評願えれば幸いです。』
とご紹介されています。
展示される作品は会期中の9日、18日に入れ替わりますので、お近くにお越しの際は是非ご覧ください。
フォト友さんの展示は2月28日(木)までです。
お問合せ先 : 生田 茂 080-5359-4417
KITABUN ミニギャラリー「フォト友」さんにお邪魔いたしました。
みなさんの作品を机の上に並べてみて回ります。
「自分でまわってて印象的であるなと思ったらチェックしてください。」
「私にはとれんなーっていうのありましたか?」と先生がおっしゃいます。
「スナップは声が聞こえるように」
「聞こえないスナップは盗み撮り」というそうです。
被写体の選び方や構図、背景など、色々な表現方法を先生がおもしろい話術で楽しくご指導され、みなさん多彩な作品を撮影されていました。
先生の作品です。(愛知県知多半島)
春の足音とともに、みなさまのいっそうのお幸せが訪れますことをお祈りしております。
KITABUN ミニギャラリー「きもの地の洋裁教室」にお邪魔いたしました!(終了しました)
KITABUN ミニギャラリー「きもの地の洋裁教室」にお邪魔いたしました。
お家のタンスに眠っている着物、帯等を身に合った普段使いからフォーマル迄リメイクされています。
お手持ちの着物をほどき、作りたい作品を決め、型紙を使ってパーツに裁断、縫い合わせていきます。
硫酸紙で型紙づくり 着物地のどの部分を活すか検討中
型紙と着物地を待ち針止め
モデルさんが着用し、仮縫い補正中
生徒さんの作品
ある日の先生のお洋服
着物の生地の特徴や型紙、デザイン、生地の取り方など、わからないこと、困ったことを気軽に先生と相談されていました。
世界中どこを探しても、同じものは2つとない、着物が自分の手で新しく生まれ変わるのは、素敵ですね。
KITABUN ミニギャラリー 作品の展示替えがありました。
留袖からベストと
8枚接ぎフレアースカート
左 小紋羽織からベストとサルエルパンツ
右 地模様入り白生地からブラウス、衿に羽織ひも使い
竹柄絞りと男物羽織から
チュニック丈ブラウス
インフルエンザが猛威をふるっているようです。ますます寒くなるようなので、インフルエンザや風邪などもひかないようお気を付けくださいね。
「きもの地の洋裁教室」さんの展示は、1月31日(木)までです。
お問合せ先 : 布遊館 075-493-0625
改修工事等についてのご案内【3/20〜3/28】
平成31年1月18日
お客様各位
公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団
京都市北文化会館
平素は北文化会館をご利用いただきまことにありがとうございます。
北文化会館では,下記日程にて1階和室の内装修繕工事及び1階防犯設備改修工事を実施します。期間中は下記施設をご利用いただけません。
お客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが,何卒ご了承いただきますようお願いいたします。
なお,すでにホール及び創造活動室の利用に併せてお申込みいただいている施設については,通常どおりご利用いただけます。
記
実施日程:平成31年3月20日(水)から3月28日(木)の終日
実施施設:和室,第1会議室から第4会議室,保育休養室
※3月27日(水)及び28日(木)については,第1会議室から
第4会議室はご利用いただけます。
以上
3/10「北区のきずなコンサート」を開催します。(終了しました。)
昨年に引き続き2回目となる「北区のきずなコンサート」を開催します。
このコンサートは、北区内4校の市立中学校吹奏楽部と北文化会館パートナー団体である吹奏楽団「雅」のジョイントコンサートとして昨年度初めて開催しました。中学生吹奏楽部員と社会人吹奏楽団員の音楽を通した異世代間交流を創出するために、コンサートに先がけて吹奏楽団「雅」の団員が中学校へ出向き、演奏指導や合同練習を実施しました。
昨年の事前演奏指導・合同練習の様子 今回のコンサートでは、昨年以上の「きずな」を作り上げ、さらに息の合った演奏を皆様にお届けできるよう出演者一同はすでに練習を始めています。
皆様のご来場をお待ちしています。
平成31年度休館日変更及び施設利用料金についてのお知らせ
平成31年1月15日
平成31年度休館日変更及び施設利用料金についてのお知らせ
京 都 市 北 文 化 会 館
(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)
日頃より京都市北文化会館をご利用いただきまして,誠にありがとうございます。
さて,天皇の即位の日及び即位礼正殿の儀の行われる日を休日とする法律が昨年12月14日に施行され,その結果,平成31年5月1日,10月22日が祝日となり,4月30日(火),5月2日(木)が国民の休日となることから,京都市北文化会館は,4月30日及び10月22日(火)が開館日に,10月23日(水)は休館日となります。
従いまして,平成30年12月14日以降のお申込から,4月30日(火),5月2日(木)のホール及び創造活動室のご利用料金は,土・日・祝日料金が適用されます。
なお,すでに上記該当日を平日料金で申請済みの場合には,差額分の対応につきまして,改めてご案内させていただきます。
何卒ご理解の程,宜しくお願い申し上げます。
KITABUN ミニギャラリー「きもの地の洋裁教室」作品展示中!(終了しました)
寒の入りとともに、寒さが一段と厳しく感じられるこの頃ですが、いかがお過
ごしでいらっしゃいますか。
毎回、お楽しみいただいています「KITABUNミニギャラリー」。
この展示は、北文化会館にてカルチャー教室をされています教室の先生、生徒さんのご協力を得て開催しているものです。
今回の展示は「きもの地の洋裁教室」さんです。
『お家のタンスに眠っている着物、帯等を身に合った普段使いからフォーマル迄リメイクします。』とご紹介されています。
☆展示品の説明
男物羽二重羽織からコートドレス
左 刺しゅう入り塩瀬の帯からジャケット
右 総絞り羽織から裏付きベスト(裏地に羽裏)
羽裏からブラウス
※作品にはお手を触れないようお願いします。
寒さ厳しき折り、皆様のご自愛のほどお祈り申し上げます。
お近くにお越しの際は、是非ご覧ください。
「きもの地の洋裁教室」さんの展示は、1月31日(木)までです。
会期中、作品の展示替えも予定されています。
お問合せ先 : 布遊館 075-493-0625
平成30年度京都市北文化会館自主事業 市民創造ステージ2019 KITABUNの春・音楽会を開催します。(終了しました)
平成30年度京都市北文化会館自主事業
市民創造ステージ2019
「KITABUNの春・音楽会」を開催します。
詳しくは ↓ のタイトルか、上部のチラシをクリックして2018年度の3月の自主事業のページをご覧ください。
パートナーシップ事業 吹奏楽団「雅」が無料公演を開催します(3/3)(終了しました)
平成30年度京都市北文化会館自主事業 文化会館コンサート2を開催(共催)します。(終了しました)
KITABUN ミニギャラリー「中井水彩画教室」作品展示中!(終了しました)
街にクリスマスツリーが美しく飾られる季節となりました。
お変わりなくお過ごしでしょうか。
毎回、お楽しみいただいています「KITABUNミニギャラリー」。
この展示は、北文化会館にてカルチャー教室をされています教室の先生、生徒さんのご協力を得て開催しているものです。
今回の展示は「中井水彩画教室」さんです。
約4日周期で作品が入れ替わる予定です。
「中井水彩画教室」にお邪魔いたしました。
雨天または寒暑厳しい時期を除いて、お天気が良い日の午前中は、鴨川周辺、松ヶ崎、亀岡駅周辺や蹴上周辺など野外写生に出かけられます。
この日は生憎の雨模様。会議室で、生徒さんの今描いている絵に、複雑に積み重なった落ち葉の描き方のテクニックや遠近感や空気感をどうとらえて表現するか、臨場感、光と影、明と暗、濃と淡、緩と急などの表現など、絵画全般に関する講義を、先生が加筆しながら、おひとりおひとり丁寧に指導されていました。
『中井水彩画教室は、旅先のわずかな時間に印象をすばやく描きとめることを目的とした野外スケッチ講座です。雨天や寒暑厳しい季節は教室で静物画などを描きます。』
とご紹介されています。
時節柄一層のご自愛の程お祈り申し上げます。お近くにお越しの際は、是非ご覧ください。
「中井水彩画教室」さんの展示は、12月27日(木)までです。
お問合せ先 : TEL 075-451-8943
吹奏楽団「雅」がアウトリーチ活動を実施しました。(12/2)
北文化会館に隣接するキタオオジタウンが、地域住民の憩いの場となり、文化芸術を通じた新たな賑わいを創出できるよう協力するために、当会館パートナー団体である吹奏楽団「雅」がミニコンサートを実施しました。
12月2日(日)12:30から約30分、キタオオジタウン内「やすらぎの庭」において、クラリネット五重奏、と木管金管ミックスアンサンブルによる演奏を披露しました。
クラリネット五重奏では、カーペンターズの「トップ オブ ザ ワールド」から始まり、携帯電話会社のCMでもおなじみの「海の声」、映画「トイ・ストーリー」から「君はともだち」、そして今年9月に惜しまれながら引退した安室奈美恵さんの「キャン ユー セレブレイト?」の4曲を演奏しました。
ミックスアンサンブルでは、「おじゃ魔女ドレミ」「カードキャプチャーさくら」など少し前のアニメソング2曲と「クリスマスソングメドレー」をお揃いのサンタクロースの帽子をかぶって演奏しました。
12月とはいえ大変暖かく、明るい日差しが降り注ぐ中での演奏であったこともあり、大変多くのお客様に足を止めていただき、生の演奏をお聴きいただくことができました。
クラリネット五重奏 ミックスアンサンブル 大変たくさんのお客様に演奏をお聴きいただきました。 障害をお持ちの方、親子連れ、やすらぎの庭で食事中の方、買物中のご夫婦など、本当にたくさんの方から大きな拍手を頂戴し、演奏した吹奏楽団「雅」の団員からも「演奏していて本当に気持ち良かったです。」と喜びの声が聞かれました。
11月24日パートナーシップ事業 京都セシリア合唱団演奏会を実施しました。
平成30年度文化芸術活性化パートナーシップ事業 教育プログラム
京都セシリア合唱団演奏会 たのしいたのしい音楽会
〜みて!きいて!つくって!うたって!〜を開催しました。
子どもたちが鐘や、珍しいレインボウスティックという楽器、そして指揮やピアノの伴奏に挑戦しました。
また、会場一体となってハミングや手拍子、「もみじ」「ふるさと」の合唱をしました。
子どもたちの参加も増え、タイトルどおりのたのしいコンサートになりました。
少し緊張してるかな。でもしっかり演奏できました。
珍しいレインボウスティック。初めて見る楽器の扱いに戸惑いながらも合唱団が歌う「いつも何度でも」に合わせてとても良い演奏になりました。
はい!みんなで手拍子。元気よく!
初めての指揮。合唱団の方を向いているときはわかりませんでしたが、客席に向いたときは非常に緊張している様子でした。でも、お客様はほほえましく見守って一緒に歌ってくれていましたよ。
僕も私もピアニスト。ピアノで伴奏してみよう。
3人の児童がピアノの伴奏者になり、黒鍵だけをテンポを変えて演奏しました。それでもちゃんと伴奏になるから不思議。指揮も児童が行い、これに指揮者のアコーディオンとトロンボーンの伴奏が加わり「ぞうさん」を演奏しました。
京都セシリア合唱団の皆さん。すてきなハーモニーが響きました。
さあ!最後です。みんな大きな声で歌いましょう。
パートナーシップ事業 吹奏楽団「雅」教育プログラムを開催しました(12/2開催)
平成30年度文化芸術活性化パートナーシップ事業
吹奏楽団「雅」 教育プログラム
みやびのウィンターコンサート
\聴いて歌って楽しもう!/を開催いたしました。
今回の教育プログラム「みやびのウィンターコンサート\聴いて歌って楽しもう!/」は、地元の小学校である立命館小学校の合唱部の皆さんをゲストにお迎えし、合唱を交え、誰もがどこかで聞いたことのある楽曲の数々が演奏されました。
終演後には、「北文化会館で、こんなに素晴らしい取り組みをされていることを初めて知りました。」や、「本当に楽しかった。子どもより親の方が楽しんでいたかもしれないです。」とか、「来たら客席は満席。入れてよかったです。」の声が聞かれました。
そうなんです。客席が満席で会館入口の「満席」の表示にお帰りになった方もいらっしゃったかも知れません。お帰りになられました方、申し訳ございませんでした。
第1部は「クラシック吹奏楽ステージ」です。
このコンサートのオープニングとして演奏されたのは、ゲーム『モンスターハンター』より「英雄の証」。勇壮に響くホルンの音色に胸を揺さぶられました。
続いての演奏は、ディズニーアニメ『眠れる森の美女』から「いつか夢で」。そして第1部最後は「スピリティッド・アウェイ」。これはジブリ映画の『千と千尋の神隠し』より、「竜の少年」、「あの夏へ」、「底なし穴」、「湯婆婆狂乱」、「いつも何度でも」、「ふたたび」と、馴染みのある6つの曲がメドレーで奏でられ、映画のシーンが次々と蘇るような演奏でした。なかでも「いつも何度でも」の曲は、「雅」団員がハミングでの合奏?普段見かけない、いつもとは違う「雅」にビックリしました。
▲オープニング曲「英雄の証」。黒で統一された衣装からも荘厳さを感じます。 ▲司会者デビュー? 「雅」団長の宮原さん。 ▲大型の木管楽器。魅力の詰まった楽器ですね。 第2部は「立命館小学校合唱部と「雅」のコラボステージ」です。
北文化会館から、最も近い場所にある小学校。それが立命館小学校です。今回は立命館小学校合唱部、3年生から6年生の合唱部員44名がコラボのステージに上がってくださいました。
「雅」の大音響の吹奏楽の前に立ち、堂々と歌い上げてくださったのは、エルガー作曲の「威風堂々」。続いて「美女と野獣」。そして最後は、クリスマスソングのメドレー。これには、会場も大盛り上がり。吹奏楽の音色に負けずに子どもたちのどこまでも透き通った声が会場に響き渡り、会場の拍手も一際大きくなりました。
途中のインタビューでは「たくさんの楽器がありますが何をやってみたいですか?」の問いかけに、「トランペットが吹きたいです。」との言葉には、大はしゃぎの「雅」のトランペットメンバー。 是非、頑張ってほしいですね。
▲立命館小学校合唱部。本日は44名での出演です。 ▲「威風堂々」。曲のタイトルにぴったりです。 ▲初めての吹奏楽とのコラボには、緊張が走ります。 ▲とってもいい表情で歌っています。歌うことが大好きなんですね。 ▲「美女と野獣」。透き通る歌声が、北文化会館のホールに響きました。 ▲合唱部の部長さん。3月の演奏会に向けて熱く語ってくださいました。 ▲吹奏楽と見事に溶け合った合唱が客席に届きます。 ▲クリスマスソングメドレー。会場からも手拍子が。 ▲大きな声で『メリークリスマス!!』。ビシッときまりました。 第3部は「アニメ特集ステージ」です。
TVゲームの「スーパーマリオブラザーズ」や『アニメヒロインメドレー』では「魔法使いサリー〜ひみつのアッコちゃん〜ムーンライト伝説〜DANZEN!〜ふたりはプリキュア」が演奏され、子どもたちよりお母さん達の方がノリノリ(^^♪
テレビのスピーカーから聞こえていた音が、生の音となって会場を駆け巡ります。
楽器紹介のコーナーではディズニー映画『白雪姫』の中から「口笛吹いて働こう」のメロディーに乗せて次々と楽器が紹介されていきます。どれもピッカピカの楽器ですが、大きさや形が違うだけで音色がずいぶん変わるのですね。
▲土管から現れたのは指揮者の熊崎先生。ん?どこかでこんな光景、見たような気がするのですが、、、(笑) 第3部は「スーパーマリオブラザーズ」で幕開けです。 ▼それでは、「雅」名物(?)の被り物。しばらくお楽しみください。 そして、子ども達お待ちかねの「指揮者体験」コーナー。「やってみたい人いませんかぁ〜。」の呼びかけに客席からは一斉に「はい、はい、ハーイッ!」と元気よく手が挙がります。舞台には3人に上ってもらいましたが、3人が3人とも上手!かわいいマエストロたちに大きな拍手が起こっていました。
(ここだけの話ですが「あんたも手あげとき。」というお母さんに、訳も分からず手を挙げているお子さんの姿もあちこちであったような、、、(^_^;))
▲最初は6才の女の子。チョット照れ屋さんかな?でもタクトさばきは立派でした。 ▲つぎに登場したのは5才の女の子。こちらもなかなか上手な指揮です。 ▲最後は7才の女の子。リズムもしっかりしていてとっても綺麗な指揮でした。 そして、 アンコール。
鳴りやまぬ拍手に導かれアンコールへと突入していきます。
アンコール曲は「宇宙戦艦ヤマト」。吹奏楽の魅力をたっぷり詰め込んだ演奏に拍手の波動砲。そして第2部でコラボした立命館小学校合唱部の皆さんが再び登場し「天使にラブソングを」の演奏に拍手が鳴りやみませんでした。
楽器体験コーナー
終演後のお楽しみ企画の楽器体験コーナーでは本物の楽器を「雅」のお兄さん、お姉さんたちが優しく教えてくれるので大人気。お父さん、お母さんもスマホで写真や動画撮影。この中から未来のプレーヤーが誕生するかもですね。
なお、この公演の模様はテレビでも放送されます。当日会場に入れなかった方も、出演された方も、視聴するチャンスです。
◎「\聴いて歌って楽しもう!/みやびのウィンターコンサート」のテレビ放送について
番組名 J:COM京劇場(50分番組)
地デジ11ch(J:COMチャンネル京都)
放送日 2019年1月19日(土)、20日(日)、26日(土)、27日(日)。
朝 8時00分〜8時50分
※期間中、同じ内容の番組が放送されます。
※特別番組編成等で放送されない場合があります。
平成30年度京都市北文化会館共催事業 文化会館コンサート1を開催しました。(11/22開催)
京都市北文化会館では、京都市立芸術大学と連携して、年間2回の無料コンサートを開催しております。
これは、京都市立芸術大学の学生さんに演奏機会を提供することで、大学の教育活動の一助をなすとともに、芸大生の皆さんの高い演奏技術を無料で市民の皆様に聴いていただく催しです。
今回の「Music Drops (ミュージック・ドロップス)Vol.3」は芸術大学・大学院の管・打楽器を専攻されている皆さんによるコンサートでした。
出演された6つのグループの編成や曲目解説もあり、分かりやすく紹介されていました。そして何よりどのグループも演奏水準が高く、「さすが芸大で音楽を学んでいる学生さん。」という内容のある演奏会でした。
「打楽器四重奏」、「木管五重奏」、「金管五重奏」、「金管十重奏」、「サクソフォン八重奏」、「木管十重奏」で47名の学生さんたちが演奏してくれました。
▼【打楽器四重奏】 D.スキッドモア/打楽器四重奏のためのインコンタクト▼
▲打楽器のアンサンブルには、マリンバやヴィブラフォンなどのメロディーを奏でることのできる鍵盤打楽器が多く使われますが、この演奏では、ドラムなどの膜鳴楽器を中心に演奏されました。そのため、日本の和太鼓のような音色も感じられました。奏者は、たくさんのバチを使って、楽器を叩く、たたく、タタク。勝負をつけるような迫力や、余韻・静寂を楽しむような緩急のある叩き方で奏でられる音に奏者も客席も一体化し、まさに「コンタクト」のある演奏でした。 ▼【木管五重奏】 J.フランセ/木管五重奏曲第2番▼
▲先ほどの打楽器のインパクトのある演奏とは打って変わり、木管楽器の甘い音色に会場が包み込まれていきます。フルートの奏でる優しい旋律に始まり、リード楽器のテクニカルな演奏、イングリッシュホルンの哀愁のある音色にうっとりさせられ、寄せては引き、引いては寄せる、まるで波のように響く木管の音に客席は魅了されていきました。 ▼【金管五重奏】 A.ブログ/モザイクス▼
▲木管の演奏があれば次は当然金管です。木管の甘い哀愁のある音色とは一転し、きらびやかな音色が会場を駆け巡ります。それぞれの楽器が自由に歌い、語り合い、また歌い出す。例えて言うなれば、町内会の集まりで、色々な意見が出され、個々の主張を交わし、それでも最後は結論に向かって進み出しまとめ上げる。そんな様子が目に浮かぶような演奏でした。現代に生きる作曲家の作品ですが、バロック・ルネサンス期のポリフォニー音楽を聞いているような錯覚さえ覚えました。 ▼【金管十重奏】 J.クーツィール/ブラスシンフォニー Op.80▼
▲金管五重奏から十重奏へと編成が大きくなります。当然、「重厚さが増す」と思いましたが、「重厚さ」より「気高さ」が増した演奏でした。そして音もさながら、見た目も面白い演奏でした。ピアストンの押し下げで音の高さを変えるトランペット。スライドの伸縮で音の高さを変えるトロンボーン。指だけ使うか腕全体を使うか、「動」か「静」かのこの対比を見ているだけでも楽しい。演奏ではそのトロンボーンが大活躍。低音やハーモニーを担当するホルン、チューバにも見せ場(聴かせどころ)の多く詰まった魅力的な演奏でした。 ▼【サキソフォン八重奏】 真島俊夫/ラ・セーヌ▼
▲ソプラノ・アルト・テナー・バリトン。四種類のサクソフォンが登場。フランス・パリのセーヌ川に架かる三つの橋をモチーフにした作品が演奏されました。演奏はとても明るく、お洒落な雰囲気のある演奏で、曲に合わせてスイングしながらの演奏するさまは、川面をなでるさわやかな風のようです。また、他のグループの衣装が「黒・黒」で統一されているのに対し、唯一このグループだけは「ブルー」。これもセーヌ川をイメージしての演出でしょうかね?(因みに昨年は「赤」でしたね。)
▼【木管十重奏】 G.エネクス/管楽十重奏曲 ニ長調Op.14▼
▲さて、このコンサートの最後を締めくくる木管十重奏。六種類の楽器の登場です。ルーマニア出身の作曲家の作品だけあり、ルーマニアの田園を彷彿とさせるような演奏でした。また、作品そのものが細かな「計算?」のもとに組上げられている作品で、その作者の「設計書」を深く読み、見事に再現した演奏でした。フィナーレではそれまでの田園風景が輝きだし、大きな盛り上がりを聴かせながら終わった演奏に、会場の拍手もひときわ大きく続いていました。 今年度2回目の演奏会は2019年2月6日(水)、18:30より、文化会館コンサート2として、京都市立芸術大学の音楽学部・大学院作曲専攻生による新作発表演奏会、Birth of Musicが開かれます。10人の若き「作曲家」による世界初演の演奏会です。入場無料。全席自由。この歴史的な瞬間にあなたも立ち会ってみませんか。
あと2週間、猛ダッシュ!(\聴いて歌って楽しもう!/みやびのウィンターコンサート)
朝から快晴の11月17日、北文化会館の創造活動室にて、吹奏楽団「雅」と立命館小学校合唱部の合同練習会が開かれました。
これは、12月2日(日)に開催される、文化芸術活性化パートナーシップ事業教育プログラム、\聴いて歌って楽しもう!/みやびのウィンターコンサートのための合同練習会です。
その練習の様子を少し覗いてみました。
午後1時30分に集合して練習開始。
いつもはピアノ伴奏で歌うことが多い立命館小学校合唱部のみなさん。
多くの楽器に囲まれて歌うのにはかなり緊張した様子でした。
しかし、1曲歌い終わった時には「ワー」「すごーい」と歓声が上がっていました。
一つの音楽会に向けて、練習を続けてきたそれぞれの音楽がぶつかり合う瞬間。
「そこはそう歌うんですね?」と指揮者からの確認が入ります。
「じゃ、それでやってみよう!」
「はいっ!」
と二つの音楽がだんだんと一つになっていきます。
「それじゃ最後にもう一度やりましょう!。」
2時間に渡った合同練習会も最終盤。
最初は楽器の音の大きさにビックリしていた合唱部の皆さんも、大きな声でしっかりと歌えるようになってきました。
本番まであと2週間。きっと素晴らしい演奏を聴かせてくれるでしょう。
休憩時間や練習後に少しお話を伺いました。
「シンバルの音が大きくて耳が破れるかと思ってビックリしました。自分の声が聴けて良かったです(4年生女子)。」
「楽器がいっぱいで最初は声がでなかったけど、少しずつ出るようになってきました。練習たのしいです!(5年生女子)。」
「子どもたちの大っきな声に励まされました。こっちも必死ですよ(フルート)。」
「子どもたちの透き通るようなハーモニーを聴かせてもらって、全体で一生懸命にならないと思いました。本番までより一層「日々精進」の精神で頑張ります(ホルン)。」
「本当にいい機会を与えてくださって感謝です。「雅」の方と一緒の舞台に立てることは子どもたちにとってもいい思い出にもなるでしょう。あと2週間、私も頑張ります(合唱部指導者)。」
そうです、あと2週間なんです。
吹奏楽団「雅」のみなさんも、立命館小学校合唱部のみなさんも、12月2日の本番に向けて猛ダッシュです。